キャッシュレス決済という言葉を新聞やニュースでよく耳にするようになりました。
しかし豊岡では、お店側もお客さん側もクレジットカードを使いにくい環境にあるなと感じています。
現金使えば問題ないなら、わざわざ今からクレジットカード作ってまでキャッシュレス決済できるようになる必要そんなにないんじゃないの？って意見もよく聞きます。
田舎ではほんとにそんなに必要ないものなのでしょうか？
個人的には便利で必要だと思ってます。
せっかく使えるものは使わないと損だとも。
特に、賢くポイントを貯めたい人
お金をおろす手数料をもったいないと感じている人
財布の小銭がパンパンになりがちな人
毎月の出費の管理を簡単にしたい人
ネットショッピングをしている（やってみたい）人にはです。
ポイントや還元率の高さから大きな買い物をするときに使うといいと考えられる方も多いですが
個人的には日常的な買い物や定期的な支払いにこそ使わないと損だと思っています。
水道光熱費や日常的にコンビニやスーパーで買い物するときの支払い
まず確実に毎月出ていく支出はいくつかあると思うのですが。
節約するには限界があります。
節約のためにかかる労力や、時間、時には我慢しなければいけないストレス。
支払うためのお金をおろす手間や手数料。
「あ、ちょっと待ってね細かい端数を小銭で払うから」
って前のお客さんの支払いが長引いてレジの行列に巻き込まれて、
自分は早く払えるように小銭を出しておこうなんて消費税込みで端数がいくらになるか暗算したり。
毎日、毎月のことなので慣れてしまっていることでも、よくよく考えると
知らず知らずのうちに余計に動かなければいけなかったり、手数料払ったり
目に見えないところで実はもったいない状態になっていることが多いです。
そういったいくつかのもったいないを簡単に解決する手段の一つが
キャッシュレス決済だと思います。
キャッシュレス決済と聞いて一般的に思いつくのがクレジットカードですが
まとめて後から請求が来るのが怖い
偽造されるイメージがある
カード決済手数料を取られるから高くなる
と、豊岡ではあまりイメージがよくない気がします。
ただ、キャッシュレス決済ってクレジットカードだけじゃないんです。
キャッシュレス決済って要は現金を使わないで決済できる仕組みのことをいうので
フレッシュバザールで使えるEDY
にしがきでつかえるコジカカード
イオン系列で使えるWAONカード
キャンペーン期間にチャージするとポイントがたまったり
特定の曜日で特定の種類の商品を買うとポイントがたくさんつくとか
抽選券でガラガラを回して出た球の色でポイントがたまるとか
豊岡でも結構使われている方も多いと思いますが
実はこれもキャッシュレス決済です。
これが豊岡で普及した最大の理由はクレジットカードの時に感じた不安点を解消しているからだと思います。
つまり。
使ってる実感がないから使いすぎてしまって、あとから後悔しそう。
→チャージした分から都度決済されるので、借金みたいな使い方にはならない。
落としたり、偽造されたりして勝手に使われるかもしれない。
→先にチャージする方法なので、偽造されてもほとんど意味がないし
万が一落とした時も最小限の被害で済む
手数料（割増料金）を取られることが多い。
→高くなることはほとんどなく、むしろポイントが多くつくなどお得感のほうがすごい。
といったように、クレジットカードの不安感を見事に払しょくしているせいか
豊岡ではこれをキャッシュレス決済と認識しないで使っている方も多いように感じます。
クレジットカードで感じた不安感を克服している。
その上キャッシュレスの利便性を持っている。
ある意味最強な気がしますが、やっぱり弱点があります。
それは、その決済をするための専用の機械が必要だということです。
独自の管理システム。独自の決済体制をとるので、都度決済にかかる手数料はかからないですが
導入費用がものすごくかかりますし、その決済の機械がないところでは使えないということになります。
でも、これは逆に企業から考えると
そこでしか使えないカードを使ってもらう＝そのお客さんの消費を独占できる
ということになります。
だから企業もお得なポイントキャンペーンなど、囲い込みのための経費を宣伝費として使うので
そのカードを使って得られるメリットが大きくなります。（還元率がたかい）
普段の買い物を最寄りのスーパーでしかほとんどしないわ っていう方にとっては
よそで使えないデメリットを感じることがほとんどないので
そこでの専用カードを作るメリットがたくさんあるということです。
逆にいろいろなスーパーで買い物をされる方にとっては、
どの同じクレジットカードで決済したほうが月の出費や家計簿の管理の際に便利ということになります。